膝にかかる負担を減らすことが大切です
膝の症状は、年齢や病気、ケガといった日常生活が原因となる「一次性」のものと、膝の骨折やねんざ、半月の損傷などが原因となる「二次性」のものに分けられます。
日本では圧倒的に一次性のものが多いとされており、長い期間をかけて膝に負担をかけてしまっています。
代表的な疾患
変形性膝関節症
このような症状ありませんか?
- 膝に違和感がある
- 体重がかかると膝が痛い
- 階段をのぼると膝が痛い
- 膝が曲げにくい
- 関節が腫れている
- 原因
- 年齢を重ねることで起こる関節軟骨の老化や骨折、膝の外傷などが原因です。
- 治療方法
- 生活指導、痛み止め薬や湿布などの外用剤、装具療法、リハビリ、関節内注射などを行い、症状が進行している場合は、関節鏡視下手術、骨切り術などの外科的手術が必要となります。
※手術を行う場合は、必要に応じて希望の病院をご紹介させていただきます。
大腿骨顆部骨壊死
このような症状ありませんか?
- 夜間や安静時に膝に強い痛みを
感じることがある - 歩きにくくなった
- 膝関節がまっすぐ伸びない など
- 原因
- はっきりとは解明されていませんが、血流障害が関係していると考えられています。
年齢を重ねるごとに発症しやすくなり、中高年以降の女性に多くみられます。
- 治療方法
- 壊死してしまっている部分が小さければ、手術を行わない保存療法が可能です。
年齢や症状の進行度合いに応じて適した治療を行います。