豊橋市にあるふくい整形外科リウマチリハビリクリニックの肩・肘・手・指について

〒441-8113 愛知県豊橋市西幸町字笠松33番1

肩・肘・手・指upperlimb

肩の痛み

放っておくと肩の動きも悪くなってしまいます。

日常生活の中で知らずしらずの間に肩への負担をかけていませんか?意外と見過ごしがちの肩の症状ですが、そのままにしておくと悪化してしまいさらに肩を痛めてしまいます。
気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

代表的な疾患

五十肩(肩関節周囲炎)
このような症状ありませんか?
  • 肩があがらない
  • 服を着替るのも一苦労する
  • 動かすときに痛みがある
  • 夜中に肩が痛み寝れないときがある など
原因
上肢の使いすぎや打撲などの直接的要因や生活習慣・ストレスといった間接的要因が重なることが発症のきっかけになるといわれています。
五十代に多く見られ、肩の周りの関節組織が炎症を起こして痛む状態です。
治療方法
無理に肩を動かしてしまうのは逆効果です。まずは安静に過ごし、痛みが強い場合は薬の服用や関節注射を行います。
また、関節が冷えると痛みが増してしまうので、ぬるま湯につかり身体を温めたりして、布団からあまり出ない様に心がけます。肩の動きの制限が残った場合には、運動療法を行います。

肘の痛み

長引く前に治療を行うことが大切です

スポーツによる肘への負担や日常生活での負担など、肘に関係する負担は様々です。
様子を見ているうちに症状が進行してしまい、長引くこともあるため、早期治療と日々のケアが必要です。

代表的な疾患

肘内障
このような症状ありませんか?
  • 子どもの腕がだらんと下がったまま
  • 痛がって動かそうとしない など
原因
5歳以下の子どもに多くみられます。肘の靱帯から、肘の外側にある骨がはずれることによって起こる症状であり、特に力を抜いている時に腕を強く引っ張ると発症しやすいといわれています。
治療方法
主に従手整復を行います。整復後はいつもと同じように腕を使用しても構いませんが、手を強く引っ張ってしまうと繰り返し発症してしまうこともあります。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
このような症状ありませんか?
  • ものを持ち上げる動作をすると痛みがある
  • タオルをしぼると痛みがある など
原因
詳しい原因は分かっておりませんが、年齢とともに肘の腱が痛むことで発症するとされています。
手を良く使う仕事の方に起こります。中年以降のテニス愛好家に生じやすいため、「テニス肘」と呼ばれています。
治療方法
湿布などの外用薬やテニス肘用バンドの装着、ステロイド注射などの保存療法を主に行います。
重症度によっては、手術療法を用いることもあります。

手・指の痛み

手の疾患は安静が難しい部位です

手は、骨、筋肉、腱、靱帯、神経などが複雑に入り組んでおり、手指を使い過ぎると様々な負担がかかります。
また、普段の生活の中で手は常に活用しているため安静にしておくことが難しい部位でもありますが、意識することが大切です。

代表的な疾患

ヘバーデン結節
このような症状ありませんか?
  • 手の指、第一関節が赤く腫れている
  • 第一関節の動きが悪い
  • 第一関節の近くに水膨れがある
  • 強く握ることが難しい など
原因
症状の報告者であるヘバーデンにちなみ、ヘバーデン症候群とも呼ばれています。
原因は未だ不明ですが、40代女性に多く発症する傾向があります。
治療方法
保存療法として薬物療法や局所のテーピングなどを行います。症状の改善が見られない場合や日常生活へ支障をきたす場合は、手術療法を行います。
ばね指(弾発指)
このような症状ありませんか?
  • 指の付け根に痛み、腫れがある
  • 指を曲げ伸ばしする際に引っかかる など
原因
手の使い過ぎや指先を使用する仕事をしている方、スポーツによる負担などが原因となります。
妊娠出産期や更年期の女性に多く発症します。
治療方法
装具の使用や薬物療法、ステロイド注射などを行います。
改善しない場合や再発を繰り返す場合は、腱鞘の一部を切離する手術療法を行います。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
このような症状ありませんか?
  • 手首の母指側に痛み・腫れがある
  • 手首の動きが悪い など
原因
母指の使い過ぎによることが原因で、スポーツをする方や指先を使用する仕事をしている方、妊娠出産期や更年期の女性に多く発症します。
治療方法
装具の使用や湿布、ステロイド注射などを行います。
改善しない場合や再発を繰り返す場合は、腱鞘の鞘を開く手術を行います。
ガングリオン
このような症状ありませんか?
  • 関節の周辺や腱鞘のある場所に
    米粒大からピンポン玉大の腫瘤ができる
  • 関節の周辺や腱鞘のある場所がしびれる、痛む など
原因
関節包や腱鞘の変性が原因です。必ずしも手をよく使う人に見られるわけではなく、自然にできることがほとんどで女性に多く見られます。
治療方法
注射器で内容物を吸引したり、腫瘤が大きいものや痛みが強い場合は手術を行います。
手根管症候群
このような症状ありませんか?
  • 人差し指や中指を中心にしびれや痛みがある
  • 細かい作業が難しい など
原因
詳しい原因は分かっておりませんが、圧倒的に女性に多く、また手を使う重労働の方にも発症します。
治療方法
手の安静や薬物療法を行います。
それでも治らない場合は手術が必要となります。