足は痛みが出やすい部位です
足の疾患は様々で、足が冷たい、皮膚の色が悪い、傷が治らないなど、この様な症状は足の血の流れが悪いことが原因かもしれません。それ以外にも、日常生活の中で足は怪我が起こりやすいといわれています。
足の症状でお悩みの方はご相談ください。
代表的な疾患
足関節捻挫
このような症状ありませんか?
- 外くるぶしの前や下が痛む
- 外くるぶしの前や下が腫れる など
- 原因
- 足関節の靭帯が伸びたり、切れたりすることで痛みが出ます。
スポーツ時、歩行時に足を内返しして起きる場合がほとんどです。
- 治療方法
- サポーターや弾力包帯などで固定を行います。固定期間は様々ですが、2~3週間に及ぶこともあります。また、急性期は冷やすことが重要です。炎症が落ち着いてきたら運動療法なども行い、スポーツへの復帰を考えていきます。
肉離れ
このような症状ありませんか?
- 運動をしていてふくらはぎに痛みがでた
- 運動をしていて太ももに痛みがでた
- 膝関節や足関節を動かすと痛い
- 原因
- 筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋力に負けて部分断裂が生じることが原因です。
スポーツによるものがほとんどですが、歩行時に踏み出したりして起こることもあります。
- 治療方法
- 安静と固定を行いますが、重症度により、弾力包帯やギプスなどが必要となります。
また、外用薬の使用や内服薬の服用も行うこともあります。
外反母趾
このような症状ありませんか?
- 足の母趾の先が人差し指のほうに「くの字」に曲がっている
- 母趾のつけ根の関節の突き出したところが痛む
- 母趾のつけ根の関節の突き出したところが炎症を起こしている
- 原因
- 足には縦のアーチと横のアーチがあります。外反母趾ではこれらのアーチが崩れて扁平足になり、母趾の中足骨が扇状に内側に開き、それから先の指は逆に靴で外側に圧迫されておこります。ハイヒールなどのつま先が細い靴は母趾のつけねにかかる力がさらに加わるため変形を強くします。
- 治療方法
- それぞれに適した靴の選択、変形予防のための足趾の体操の指導を行います。必要に応じて足底板などの装具も作製が可能です。
疼痛が強い場合は痛み止めなどの薬物療法を行い、変形が強く日常生活に支障がある場合は手術を行います。
※手術を行う場合は、必要に応じて希望の病院をご紹介させていただきます。
成人期扁平足
このような症状ありませんか?
- 内側のくるぶしの下に腫れや痛みがある
- つま先立ちがしにくい
- 歩くのが難しく感じる
- 原因
- 足には体重を支えるアーチ構造があります。年齢による腱の変性や体重の負荷によって、アーチを吊り上げる腱が断裂してしまうことが原因です。
成人期の扁平足は女性に多く発症します。
- 治療方法
- 足指を鍛えたり、アキレス腱のストレッチ、アーチサポート付きの足底板を使用する装具療法などを行います。
重症な場合は手術を行うこともあります。
※手術を行う場合は、必要に応じて希望の病院をご紹介させていただきます。
巻き爪
このような症状ありませんか?
- 爪の端が皮膚に食い込んでいる
- 食い込んでいる部分が痛い
- 食い込んでいる部分が赤く腫れている
- 原因
- 間違った爪切りや指への過度な負担、合わない靴を履いているなど原因は様々です。多くは足に起こり、痛みを庇う歩き方をすることで姿勢が悪くなり、膝が痛むこともあります。
- 治療方法
- 一般的にテーピング固定やワイヤー処置を行います。また、当院では3TO(VHO)式巻き爪矯正を行っています。
完全予約制となっておりますのでお問い合わせください。※処置の内容によっては自費診療となります。