こんにちは、ふくい整形外科リウマチリハビリクリニックです。
今回は、骨密度検査の結果に表示される「%」について、少し詳しくご紹介します。
骨密度検査を受けたとき、結果用紙に「若い人と比較して○%」という数字を見たことはありませんか?
骨粗鬆症の診断で重要になるのが、若年成人平均値=YAM(Young Adult Mean)です。これは、健康な若い成人の骨密度の平均値を100%として、自分の骨密度がどのくらいあるのかを表したものです。
例えば、この平均値が80%なら「若い成人の平均的な骨密度の80%程度」という意味になります。
また、結果には「同年代との比較」が表示されることもあります。同年代と比べて十分な骨密度があったとしても、若い頃と比べれば骨密度が低下している場合があります。そのため、骨粗鬆症を考えるときには、「同年代と比べてどうか」だけでなく、「若い成人と比べてどのくらい骨密度が保たれているか」を見ることが大切です。
日本では、原発性骨粗鬆症の診断にこの平均値が用いられ、平均値70%以下は骨粗鬆症を診断する基準の一つとなります。ただし、骨粗鬆症の診断は骨密度の数字だけで決まるわけではありません。これまでの骨折歴なども含めて総合的に判断されます。
そして、骨密度検査は一度の数字だけを見るものではありません。定期的に検査を受け、前回から骨密度が維持できているのか、低下しているのか、治療によって変化しているのかを確認することも大切です。
次に骨密度検査を受けたときは、ぜひ結果用紙の「%」にも注目してみてください。


